2021年02月23日

漏水

水道料金が銀行口座から引落しで料金の事など全然気にしていない
ポストに投函される水道料金の検針表などほとんど見ない
という方いらっしゃいませんか?

たまにチェックしてみて下さい
もしかしたらそんなに水道水を使った覚えが無いのに普段よりも料金が増えているかもしれません

普段よりも水道料金が高い・・・
ほんのまれ~に水道メーター器の故障という場合もありますが、その原因はほぼ間違いなく漏水です

料金が加算されてしまうわけですからメーター2次側、つまり水道メーターから家の中の末端の各蛇口までの間のどこかで水が24時間休み無く漏れてしまっています
漏水の原因はさまざまですが料金が上がるまで気がつかないような場合は目に見えない場所、床下や家の周りの外部の地中での配管の漏れがほとんどです

外部の地中での漏水箇所で経験上多いのは配管の曲がりや分岐の継ぎ手部分や屋内と屋外の配管を結ぶ接続部分です
配管の継ぎ手部分は水流の抵抗が高いため直管部分にくらべ水圧の負担が大きく破損しやすい箇所になります
近年使われている材質の黒いビニール管(HIVP)でしたら強度が高いのでさほど心配は要りませんが、チョッと昔のグレーのビニール管(VP)ですと経年劣化によって漏水の可能性が高くなります

ちなみに昭和のオイルショックの頃に製造、施工されたビニール配管は石油不足で管の材質に問題があるのではないかとの噂があります
実際に漏水修理に伺ったお宅で話を聞くと、「ちょうどその頃にこの家を建てたんだ」というお宅がヒジョ~に多いです

漏水しているかいないかはご自宅の水道メーターで確認できます
メーターのふたを開けるとガラス窓の中にパイロットと呼ばれる風車のような小さな駒があります
蛇口をひねればクルクルと駒が回ります、水を止めればピタッと止まります(水道本管の水圧変化の関係や水道配管内の空気溜まりの影響で多少動く場合があります)
どこも水を出していないのに一定方向に動き続ける場合は残念ながらどこかで漏水しております


一般住宅の屋外の漏水修理


塩化ビニール配管の継ぎ手部分の破損による漏水の場合は破損した部分取除き、複数の継ぎ手によって再接続する切り回しという方法が一般的です
切り回しの方法は、配管できるスペース(他の埋設物、排水管やガス管などとの隣接状況)や施工する職人の技量などによってさまざまです
私の場合はなるべく少ない継ぎ手材料で既設の配管に負担の無いよう再接続を試みます
過去かなりの数の漏水修理を行っていますので漏水箇所が確認できれば再配管の形はすぐにイメージできます・・・手前味噌・・・
水道屋さんならではの専門的な技術ですが、まぁ経験を積んだ普通の水道屋さんならなんて~こた~ない技量です

漏水箇所が発見できれば修理はたいしたことはありません・・・
発見できれば・・・
そう・・・
漏水は発見するまでがヒジョ~に手間の掛かる作業となります
漏水の発見方法はそれぞれの水道屋さんによってさまざまなノウハウがあると思いますが、通常は音調棒と呼ばれるものや電気的に振動音を増幅させてヘッドホンで音を聴く漏水探知機などで地中の配管から漏れる水流の僅かな音を頼りに発見に結び付けていくという方法が一般的です
水道局が水道本管の漏水調査を行う場合も深夜周囲が寝静まった時間帯に一般の道路を同じような方法で行っています
たま~にその音を聞き分ける訓練の様子などがTVニュースのトピックスなどで紹介されています
私も同様の方法で調査します
経験を積むとさまざまに聞こえる微妙な音の中で漏水の音を聞き分けられるようになります

一般住宅での調査方法は漏水の音の調査だけでなく他にもさまざまな方法で発見に結びつけます
簡単なもので言うと、水道局に保管されている各家庭の配管設備図などを頼りに地中の配管の位置、継ぎ手部分などを推測し、小さな穴を開けて細い金属の棒で探りを入れてみる・・・
周囲に比べて僅かに地面が下がっているところはないか目を皿のようにして眺めてみる・・・
なぜかそこだけ草やコケが生えている、というような場所に探りを入れてみる・・・
排水マスの蓋を開けて目地の部分から水気がにじんでこないかよ~くみて見る・・・
などなど・・・

今まで発見できなかったことはありませんが漏れの水量がヒジョ~に少ない場合はかなりの困難を強いられ根気のいる作業となります
しかし発見するとお客様からはいつもヒジョ~に喜ばれる仕事なのでとてもやりがいのある作業でもあります

そんなとこで・・・
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posted by 遊喜楽人 at 14:38| Comment(0) | その他いろんな事 | 更新情報をチェックする
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